Sony 液体レンズ・可変ズームコンバーター [光学技術・レンズ設計] [編集]
ソニーが液体レンズを用いたズーム率可変式のコンバーターに関する特許を出願しています。これ一つで広角から望遠やマクロまで使える利便性の高いフロントコンバージョンレンズです。
Sony 液体レンズ
パテントは公開番号2009-251244です。コンバーターには、透明な液体が密閉されており、この変形膜の曲率を変化させることによって広角や望遠等の機能を得ることが可能です。コンバージョンレンズには調整リングが設けられており、内部に設置されたポンプと連動しているようです。あたかも普通のズームレンズであるかのように使えるわけです。
フロントコンバージョンレンズとはレンズの前面(フロント部)に取り付けるアクセサリーパーツのことです。広角、望遠、マクロ、魚眼、と様々な種類が用意されているので、レンズを交換出来ないカメラでも撮影の幅を広げることが出来ます。
今まではクローズアップレンズやワイドコンバージョンレンズ等、機能毎にアクセサリーパーツを用意しなければならず、いちいち付け替える必要がありました。昔、望遠系のズームテレコンバーターは製品としてありましたが、広角まで使える製品は無かったように思います。ただ、技術的に設計は可能なので、特殊用途として存在していた可能性はあります。仮に存在するにせよ、光学性能を出すことは難しく、大きく重たくなってしまいます。しかもフロント部分に装着する必要がある為、マスターレンズへの重量負担が大きくなります。
因みにソニーはビデオカメラへの使用を想定しているようですが、性能を気にしなければコンパクトカメラや一眼レフにも使用可能です。研究開発を進め、最初からマスターレンズに内蔵すればレンズ設計の幅が更に広がりそうです。
タグ:SONY 特許 アダプタ
这项研究在索尼内部讨论中也是属于“火星的技术 ”
——利用真空状态下的可控曲度液态“镜片”,对焦和变焦镜组被单一的液态镜片系统取代,进行对焦和变焦动作,类似人的睫状肌控制的晶状体 。
最终目标是镜头除了前镜片和后镜片用于密闭的作用,内部镜组可以大量减少使用光学玻璃。索尼目前的进展是找到了合成此“物质”的方法,精确控制技术还在研究之中。
应用这项技术,镜头可以变得很轻很短,理论上几乎不存在“大变焦比”的瓶颈,光圈也可以做得极大。
因为光学性能很好,这项技术使蔡司向索尼倾斜,也许蔡司实验室参与才在精度上可行。
索尼积极钻研是因为没有传统光学镜头制造业的负担,当然最后还会有投产成本问题。
目前的可控镜片直径在5mm左右,最先考虑到的应用是摄像产品(而“火星实验室”内的最大样品居然达到一英寸了...)
最终只要这镜片直径达到135相机成像圈,就不必考虑再做大(“成像圈”只是用来比喻最佳性能成品的大小而已。)。
基本上,未来植入到单反镜头应该没问题。